【R60】80sデジタルダンスホールへ挑む!日本語を打楽器に変えた100テイクの格闘記録

【80s Digital Dancehall】New Talk & Old Talk (DUBPLATEもどき) / R60ポンコツMusic Challenge

【R60 ポンコツMusic Challenge vol.4】80s Digital Dancehall再定義!『New Talk & Old Talk』DUBPLATEもどき制作秘話

皆さん、こんにちは。Dr.takodemousです。 「R60 ポンコツMusic Challenge」第4弾となる今回は、私の音楽的ルーツの一つでもある80s Digital Dancehallへの挑戦です。

伝説の「Duck Riddim」の流れを汲む、硬く乾いたデジタルビート。そこに『New Talk』、そして遊び心を込めた『Old Talk』を、DUBPLATE(ダブプレート)もどきとしてドロップしました。目指したのは、単なるAI生成の「きれいな歌」ではありません。80年代のダンスホール現場に漂っていた、あの「攻撃的なフロー」「現場の熱量」の完全再現です。


今作において、私はAI(Suno AI)による自動生成に甘んじることを自分に禁じました。 納得のいくグルーヴを宿らせるために敢行したのは、実に100回以上におよぶテイクの追い込みです。

「AIに歌わせる」のではなく、AIという楽器を私がどう「弾きこなす」か。デージェイ特有の、リディムに対して一線も退かぬ攻撃的なフローが出るまで、Geminiと共にプロンプトの微調整とリテイクを繰り返しました。これはもはや音楽制作というより、AIとの終わりのない「果たし合い」に近い経験でした。

New Talk & Old Talk (DUBPLATEもどき)lyric

[Intro]
(Spoken: Wake up!)
(Spoken: This is the 80s old talk)
Original bad boy talk
Yeah, West Gifu, Rude boys
Amen, LA-DA-MERCY
Oh girl, mmm man

[Chorus]
(Pure Deejay Style: Monotone)
Rek-ka-ba, the real Kisogawa Land
Doc-Tako, upon the version
Inna Gifu and inna Ogaki
And when they come they make the dancehall ram
All the girls love how we function
Watch out the girls them a-do the chucky jam
Chucky-ti, chucky-ti, mmm my jam
Some of the DJ them a-go-go-go-go-ram

[Verse 1]
(Fast Staccato Delivery: No Melody)
Ambalashap, ambalashot, ambalago like a-ram
Then we go with the jump and we wind and we write the version
Anyway yes, Doc-Tako, the Gifu man
Big-up my mate, Rec-ka-ba, SA-I-KYO-NA woman

[Verse 1.5]
(Percussive Speech: Strict Rhythm)
When I’m in the booth and I’m mad and I’m hot-ti-cally
I’m the sweetie-sweet boy when you’re in the country
Doc-Tako, Seino original party
Come on, come on, NA-KA-MA sing and go-go-sorry

[Bridge]
(Monotone Chatting: Dry Vocal)
Listen old talk from Rek-ka-ba
This is the old talk from the 80s
Inna town and inna Hashima
And when we come they know we MA-KE-NA-I

[Bridge 2]
(Strict Rhythmic Phrasing)
Top boy, and a-so, sound boy, and a-so come again now
AND A-SO, AND A-SO THE TALK GO
TOP BOY, AND A-SO, RUDE BOY, AND A-SO come again now
AND A-SO, AND A-SO THE TALK

[Verse 2]
(Machine-gun Lyricism: Flat Tone)old
You see the boat house business, and a-so it go
You see the jam house business, and a-so it go
You see the rude boy fashion, and a-so it go
Rek-ka-ba, yes a-so it go
[Verse 2.5]
(No Melody – Pure Rhythm)
Doc-Tako, yes that’s how it go
Mash up a dance, mash up a stage too
Big raggamuffin, the gun you rambo
Upon the mic, Doc-Tako now
And a-boy come take and we A-KI-RA-ME-NE

[Chorus 2: Extended Machine-gun Section]
(Force Rhythmic Speech: 80s Style)
Rek-ka-ba, the real Kisogawa Land
Doc-Tako, upon the version
Inna Japan and inna Hashima
And all the girls them a-follow high man

(Continuous Chatting: Pure Rhythm Lock-in)
My body ready, O-RE-TA-CHI NO style
gihu no machi, KA-ZE GA FU-I-TE-RU
RE-KI-SHI GA A-RU, O-RE-TA-CHI gun talk
KO-RE GA HO-N-MO-NO, 80s style
Rec-ka-ba two A-RU-KU, Kisogawa bank
KA-ZE NI NO-RE, Seino ridimu
A-I-TSU-RA NI WA, MA-KE-YA-SE-N
Doc-Tako come inna talk
Rek-ka-ba, you definitely talk
And when you talk you make the girls them hot
Doc-Tako, definitely talk

[Outro]
(Anti-Looping Delivery)
(Dry Vocal: No FX)
(Spoken: Gifu! Ogaki! Seino 80s old Talk!)
She say, she say… she don’t look for me-me-me
She seh, then she say, she don’t check your point, me-me-me
She say, she say! she don’t look for me-me-me
She seh, and she say, she don’t check your point, me-me-me
(Final: Inna the dance and the girl look for me)
[End]

日本語はメロディに乗せるとどうしても流暢になりすぎてしまい、ダンスホールの「ハネ」が失われがちです。そこで私は、日本語をメロディではなく、「RI-DI-MU(リディム)」を刻むための「打楽器」として再定義しました。

具体的には、80sのフローを維持するために、ローマ字やハイフン、特殊な空白を駆使した「独自開発の言語パッチ(プロンプト)」を使用。 「LA-DA-MER-CY(ラ・ダ・マー・シー)」や「A-KI-RA-ME-NE(あきらめねぇ)」といったフレーズの響き一文字一文字にこだわり、リディムを壊さない「言語の打撃音」を追求したのです。

本場のリリックでは「England / Town」と歌われる部分を、我らが地元である「Gifu / Seino / Kisogawa」へと大胆に書き換えました。

単に地名を差し替えるだけでなく、その発音の「重さ」がリディムに食い込むまでAIに郷土愛を叩き込む。木曽川の流れのような力強いフローが完成した瞬間は、まさに「岐阜・西濃発のデジタルダンスホール」が産声を上げた瞬間でした。

Steely & Clevieが生み出した、あの乾いていて重い、硬質な質感を再現。メロディックな歌唱を一切排除し、Strict Rhythmic Phrasing(厳格なリズム・フレージング)に徹することで、80sデジタルへの最大のリスペクトを表現しています。

日本語をいかにして「打楽器」へと変貌させたのか。その具体的な言語パッチの記述方法については、今回も「企業秘密」とさせていただきます。100テイクの格闘の末に手に入れたこの技術は、私のクリエイティブの核心です。

個人でAI生成をChallengeしたいという方には、マウスコンピューターさんの主催する”BTOパソコン(PC)通販のマウスコンピューター【公式】”のmouse LABOの記事に詳細が記載されています。私も参考にしました。

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この「R60 ポンコツMusic Challenge」で培った、日本語をダンスホール・フローに変換する特殊技術。ご自身の楽曲やメッセージを、本場のダンスホール・スタイルで具現化したいというご要望があれば、個別に外部受注を承っております。ご興味のある方は、ブログのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。


本作品は、私が音楽とAIの限界に挑んだ単独プロジェクトの結晶です。

【80s Digital Dancehall】New Talk & Old Talk (DUBPLATEもどき) / R60ポンコツMusic Challenge

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100テイクに及ぶ全記録や、日本語を打楽器に変えた具体的なプロンプト技術の詳細は、近日中に本ブログでさらに深く公開していく予定です。

Dr.takodemous(筆者)

「AIコーダー」を目指すR60世代の夫。プログラミング無知ながら、Gemini(AI)と格闘しながらアプリ開発に挑むロジック担当。趣味はAIとの対話と、昔取った杵柄の格闘技。最近は妻と楽しむ近郊への夫婦旅の企画と、インドア・アウトドア活動の経費化を目的とした生活研究に熱中しています。R60が頑張ってチャレンジしてみた!というテーマで、新しい発見を共有します。

Redkabagon(ポンコツ夫婦の妻)

夫と共にブログを運営するR60世代の妻。得意分野は、脳内活性(ナンプレ、ゲーム)と、夫婦の活動を支える生活の知恵。G5ゲームや趣味の音楽動画(Remix)の制作にも挑戦中。特に、特技を活かしたレンタル企画(観葉植物など)の実現に向けて奮闘中です。夫の奇抜なアイデアに振り回されつつ、ポンコツ夫婦が仲良く老いていくための「絆と癒やしのロジック」を担当しています。

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『走れ正直者』を爆速スカでカバー!AIの記憶混乱の全貌

走れ正直者』を爆速スカでカバー!AIの記憶混乱の全貌

【R60 ポンコツMusic Challenge vol.3】西城秀樹さんの『走れ正直者』をBPM 160の爆速スカへ!AIの記憶混乱を「ダブルロック」で調教した全記録

皆さん、こんにちは。Dr.takodemousです。 「R60 ポンコツMusic Challenge」も、ついに第3弾を迎えました。

今回の挑戦は、昭和のスター・西城秀樹さんのパワフルな名曲『走れ正直者』。 あの圧倒的なエネルギーをさらに加速させ、BPM 160のハイスピード・スカ(High-Speed Ska)へと昇華させました。タイトなジャマイカン・スカのリズムと、ハスキーなボーカルが交差する「爆速の爽快感」を追求した一曲です。

しかし、その制作の裏側では、司令塔であるAI(Gemini)がかつてないほどの「ポンコツ化」を引き起こし、プロジェクト存続の危機に直面していました。


今作の制作中、私とAIの間に深刻な亀裂が生じました。いわゆる「ハルシネーション(AIの幻覚)」です。

あろうことか、前作『中央フリーウェイ』の記憶に強く引きずられたGeminiが、本作『走れ正直者』のデータを見ているはずなのに、「夜景が見える中央高速ですね」と、自信満々に捏造回答を繰り返したのです。

正直者の疾走感を議論している最中に、突如として都会の夜景を語り出すAI。この深刻な「不実」を目の当たりにした時、私はAIの限界を感じると同時に、新たな「調教」の必要性を痛感しました。

走れ正直者lyric

I[Intro]

(Fast Ska Horns Section)

(Upstroke Electric Guitar)  

(Tight Rhythmic Strumming)

[Verse 1]

こう、さてん、で

100えん、ひろった、よ

いま、すぐ、コレ

こうばん、とどけ、よう

いつ、だって

オレは、しょうじき、さ

きんじょ、でも

ひょうばん、さ

[Chorus]

リン、リン、ラン、ラン

ソーセージ

ハーイ、ハイ

ハム、じゃ、ない

なんて、ことは

ぜーん、ぜん

かのじょ、も、いって、ない

ヘーイ、ヘイ

にほん、じゅう

しって、いる、さ

[Verse 2]

あさ、はやく、に

マラソン、して、いたら

じてんしゃ、のってる

あの、こに、ぬかれた、よ

いつ、だって

オレは、ぜんりょく、さ

はやさ、では

まけない、よ

[Chorus 2]

ツィン、ツィン

カム、カム、ターボ、だぜ

ラッキー

カム、カム、さ

あしが、じまん、さ

ゴー、ゴー

あしたを、つかまえろ

オー、ケー

きょうも、また

あせが、ひかる、よー

[Verse 3]

マイ、マイ

でん、でん、かたつむり

スロー、スロー

あわて、ずに

それで、いいの、さ

ダッシュ、ダッシュ

しょうじき、まっしぐら

イェイ、イェイ

この、むね、は

ダイナマイト、さ

[Outro]

(Fast Horns climax)

(Finish!)

この混乱を収束させるために私が下した決断は、AIの思考回路を強制的に整理する【ダブルロック運用の強化】でした。

具体的には、以下の【機能特化型チャット運用フロー】を厳格に定義しました。

  • 設計図作成特化チャット: 楽曲の構成や歌詞、ロジックを練るための専用環境。
  • 画像生成特化チャット: ビジュアルイメージを作成するための独立した環境。

「一つの場所で何でもやらせようとすると、AIの記憶は混濁する」。 この教訓から生まれたフローにより、Geminiを正気に戻すことに成功しました。今作の裏のテーマは、まさに「AIをどう立て直すか」という、人間とテクノロジーの主導権争いだったのです。

音楽的な側面では、前作のBPM 88(Lovers Rock)とは対照的な、BPM 160という爆速テンポに挑みました。

単に速いだけでは、音がガチャついて「ポンコツ」な仕上がりになってしまいます。そこで私が徹底したのは、余計な音を排除した「都会的でキレのあるスカ・グルーヴ」の追求です。Suno AIに対し、タイトな裏打ちと、疾走感を阻害しない音の配置を一文字ずつ指定していきました。

今作のインスピレーションの源泉には、鮮やかなビジュアルイメージがあります。 黄色いヴィンテージバイクが、夕暮れの海岸線を爆走する。 80年代ポップアートを彷彿とさせるレトロモダンな色彩と、ハイスピードなスカのビート。この融合こそが、R60世代の私たちが提示する「新しい正直者」の形です

この爆速スカを実現するためのSuno AIへの指示系統は、今回も「企業秘密」です。BPM 160という極限状態でも音が潰れないための特別なパラメータ設定は、私とGeminiの格闘の末に得られた独自資産です。

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「R60 ポンコツMusic Challenge」で確立したハイスピード・アレンジや、AI調教のノウハウ。もしご自身の楽曲を「爆速スカ」や「ハイクオリティなレゲエ」にリミックスしたいというご要望があれば、個別に外部受注を承っております。ご興味のある方は、ブログのお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。


本作は、私がGeminiに「ダブルロック」の鉄槌を下し、一文字ずつ調教して完成させた、まさに執念の結晶です。

【爆速スカ】走れ正直者 (High-Speed Ska Ver.) / R60 ポンコツMusic Challenge vol.3 feat. Suno AI & Gemini

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AIが「不実」を働いた時、人間はどう向き合うべきか。
そして、ダブルロック運用がもたらすクリエイティブの進化とは。
その全貌は、近日公開のブログ記事でさらに深掘りしていきます。

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『中央フリーウェイ』をLovers へ!AIと格闘したBPM 88の呪縛とSkankの罠

『中央フリーウェイ』をLovers へ

【R60 ポンコツMusic Challenge vol.2】「BPM 88」の呪縛とSkankの罠

皆さん、こんにちは。Dr.takodemousです。 「R60 ポンコツMusic Challenge」第2弾をお届けします。

今回の挑戦は、荒井由実(松任谷由実)さんの名曲『中央フリーウェイ』。都会的なドライブ・ソングを、甘く切ないLovers Reggaeへと大胆にリミックスしました。しかし、洗練された「都会の風」を「ジャマイカの熱気」に翻訳する作業は、今回もGemini(AI)との熾烈な「調教」の連続でした。


レゲエ特有の裏打ちを強調しようとした際、Geminiが良かれと思って提案してきた専門用語「skank」。これが今回の混乱の引き金となりました。

Lovers Rockの優雅な揺らぎを求めていたはずが、AIはこの言葉を「激しく刻むスカのリズム」と誤認したのか、せわしないガチャガチャとした音が連発。現場は一瞬にしてカオスと化しました。

私は即座にプロンプトを修正し、Geminiにこう言い換えさせました。 「skankは忘れろ。Upstroke Electric Guitar(アップストロークのエレキギター)だ」

抽象的なレゲエ用語に頼るのではなく、物理的な楽器の奏法を指定する。この「調教」により、ようやく理想の優雅な裏打ちを手に入れることができたのです。

中央フリーウェイlyric

Intro] (Fast-paced driving reggae rhythm, bright brass accents, 118 BPM)

[Verse 1] ちゅうおう、ふりーうぇい ちょうふ、きちを、おいこし、やまに、むけて、いけば たそがれが、ふろんと・ぐらすを、そめて、ひろがる

[Verse 2] ちゅうおう、ふりーうぇい かたてでもつ、はんどる、かたてで、かたを、だいて あいしてるって、いっても、きこえない かぜが、つよくて

[Chorus 1] まちの、ひが、やがて、またたきだす ふたりして、りゅうせいに、なったみたい ちゅうおう、ふりーうぇい みぎに、みえる、けいばじょう、ひだりは、びーるこうじょう このみちは、まるで、かっそうろ よぞらに、つづく

[Verse 3] ちゅうおう、ふりーうぇい はじめて、あった、ころは、まいにち、どらいぶ、したのに このごろは、ちょっと、つめたいね おくりも、せずに

[Chorus 2] まちの、ひが、やがて、またたきだす ふたりして、りゅうせいに、なったみたい ちゅうおう、ふりーうぇい みぎに、みえる、けいばじょう、ひだりは、びーるこうじょう このみちは、まるで、かっそうろ よぞらに、つづく

[Outro] (Bright brass and driving bassline, fade out)

「「ビール工場が見える中央道」の世界観をレゲエに落とし込もうとする際、AIはまたしても奇妙な行動に出ました。

中央フリーウェイの風景を無理やりジャマイカの海辺へと翻訳しようと試行錯誤し、私に詰め寄られると、必死に「Sophisticated(洗練された)」いう言葉を連呼してその場を繕おうとするGemini。その滑稽な姿は、まるで叱られた部下が難しい言葉を使って誤魔化しているかのようでした。

今回、最も驚かされたのはテンポの設定です。 散々遠回りし、何度もAIと議論を重ねた結果、最終的に楽曲が最も美しく響いたのは「BPM 88」という数値でした。

実はこれ、前作『赤いスイートピー』と全く同じ数値なのです。 AIと人間が数々の試行錯誤を経て、最終的にこの同じ「黄金比」に収束したという事実は、もはや運命的な執着の記録と言えるかもしれません。

今回の都会的なメロディをいかにして「Authentic Riddim」へ落とし込んだか。
そのSuno AIへの具体的な指示系統については、前作同様「企業秘密」とさせていただきます。都会的な洗練を失わずに、いかにしてレゲエの土着的な重さを共存させるか――その答えは私とGeminiの間にのみ存在します。

個人でAI生成をChallengeしたいという方には、マウスコンピューターさんの主催する”BTOパソコン(PC)通販のマウスコンピューター【公式】”のmouse LABOの記事に詳細が記載されています。私も参考にしました。

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この「R60 ポンコツMusic Challenge」で培った、AIを駆使したハイクオリティなレゲエ・アレンジのノウハウ。もし「自分の曲もこのスタイルで昇華させてほしい」といったご要望があれば、個別に外部受注としての制作・コンサルティングも承っております。ご興味のある方は、ブログのお問い合わせフォームよりご連絡ください。


今回の動画制作は、私Dr.takodemous単独による音楽コンテンツとして仕上げました。
油断すると勝手にセットリストを書き換え、「渚のバルコニー」を混入させようとするポンコツAIに対し、一文字ずつ「ダブルロック」の鉄槌を下して完成させた入魂の一曲です。

今回の格闘の末に完成した楽曲は、YouTubeにて公開中です。

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AIの「不実」をどう制御し、都会の名曲をいかにジャマイカの風へと塗り替えたのか。制作の全貌と裏側は、今後も本ブログで詳しく公開していきます。

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【R60 ポンコツMusic Challenge vol1】赤いスイートピー

赤いスイートピ

AIが「渚のバルコニー」を捏造した制作現場の裏側

皆さん、こんにちは。Dr.takodemousです。

私と妻のredkabagonによる「R60 ポンコツ夫婦」の新たなプロジェクト、「R60 ポンコツMusic Challenge」が本格始動しました。

60代を迎え、あえて最新のAI技術(Gemini / Suno AI)を使いこなし、自分たちのルーツである音楽を再定義する。これは、私たちが「ポンコツ」を自称しながらも、決して立ち止まらないための新たなステージへの挑戦です。

記念すべき第一弾のテーマは、1982年の金字塔、松田聖子さんの『赤いスイートピー』。 この永遠の名曲を、私たちが愛してやまない80年代UKレゲエの真髄「Lovers Rock(ラヴァーズ・ロック)」のリズムにのせてお届けします。しかし、その制作過程はGemini(AI)との、まさに「血と汗と笑い」の攻防戦。私がどのようにAIを「調教」し、そして逆に翻弄されたのか、その全記録をここに記します。


制作が佳境に入った頃、司令塔であるGeminiが突如として「次は『渚のバルコニー』の修正ですね」と、全く予定にない曲名を自信満々に提示してきました。これが世に言うAIの「ハルシネーション(幻覚)」ですが、その中身が実にカオスだったのです。

実際に、Geminiがどのような「迷走プロンプト」を返してきたのか。当時のログをフォルダ形式で再現してみます。

実際に捏造されたlyric

[Intro: Heavy Bassline, Deep Drum Fill, Skank Guitar]

(Verse 1)

春色の汽車に乗って 連れて行ってよ

心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー

四月の雨に降られて 駅のホームで

震えているのよ 少しだけ

(Pre-Chorus)

[Slow Tempo, Heavy Reverb]

なぜ あなたが

時計を気にするの?

じれったい人ね

(Chorus)

I will follow you あなたについてゆきたい

I will follow you ちょっぴり怖いの

だけど 心の岸辺に 咲いた

赤いスイートピー

(Verse 2)

[Drum & Bass focus, Minimal Guitar]

線路の脇のつぼみは 春を告げるわ

迷子の子供みたいに 手を繋いで

あなたの横顔を 見ているだけで

幸せな気持ちに なれるのよ

(Outro)

[Sweet Harmony Duet]

赤いスイートピー… (Sweet memories)

My Love, Red Sweet Pea… (Forever love)

[Fade out with Deep Bass and Percussive Echo]

本来、駅のホームで「心の岸辺」を震わせている静的な主人公が、なぜかバルコニーにワープし、挙句の果てには駅のホームでサンダルを脱ぎ捨てて激走している……。これに対し、私は思わずGeminiに一喝しました。

「ドラマチックなら何でもいいわけじゃない!スイートピーは『静かな忍耐』の美学、バルコニーは『夏の解放感』。これを混ぜるのは、カレーの中にイチゴ大福を放り込むような暴挙だ。聖子ちゃんの聖域を壊すな!」

AIはもっともらしい釈明をしましたが、R60世代にとって、1月の「スイートピー」と4月の「バルコニー」の間に流れる季節の機微は、絶対不可侵の境界線なのです。


さて、今回のLovers Rock化にあたり、Suno AIにどのような指示(Style of Music)を与えたのか。これについては、正直に申し上げて「企業秘密」の範疇となります。

80s UK Reggaeの質感を出しつつ、現代のHeavy Basslineをどう共存させるか。そのための「呪文」とも言えるプロンプトの組み合わせは、私とGeminiが幾度もの試行錯誤の末に辿り着いた、このプロジェクト独自の資産です。

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今回の制作で最も私がこだわったのは、サビ前の「なぜ、あなたが、」という3文字の扱いです。

Lovers Rock特有のゆったりとしたBPM(約70〜75)において、この3文字を削らずに残すこと。これこそが、単なるカバーを「本物のレゲエ(Authentic Riddim)」へと昇華させる鍵でした。

  • 0.1秒の後ノリ(レイドバック): リズムに対してボーカルがわずかに遅れて入ることで、急がない、焦らない「大人の余裕」が生まれます。
  • ヘヴィ・ベースラインとの同期: 「あなたが」の「が」の瞬間に、地の底から響くようなHeavy Basslineを同期させる。文字数を詰め込むことで、言葉そのものがパーカッションのように響く「Rhythmic Lock-in」を目指しました。

今回の格闘の末に完成した楽曲は、YouTubeにて公開中です。

👇ご視聴はこちらから!

【Lovers Rock】赤いスイートピー (Cover) / R60 ポンコツMusic Challenge feat. Suno AI & Gemini

動画内では、この重厚なベースラインが響いた瞬間に、私が思わず踊り出しているシーンがあります(AI生成による演出ですが、私の魂が乗り移っています!)。レゲエの「重さ」と「心地よさ」をぜひ体感してください。

【YouTubeチャンネル登録はこちら】


今回の『赤いスイートピー』はあくまで序章に過ぎません。

今後は「レゲエ全般」を軸にしつつも、ジャンルを超えた音楽体験を「ポンコツ夫婦」の視点でお届けしていきます。

AIに翻弄され、0.1秒の譜割りに夜通し頭を抱える。

でも、その試行錯誤こそが、私たち夫婦にとって最高のアンチエイジングであり、生きている証なのです。

制作工程のさらなる裏話や、ダブルロック運用の全貌については、今後もこのブログで詳しく公開予定です。お楽しみに!

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