個人事業主を生計とするならば、避けて通れないのがコスト管理となります。色々なコストが存在いたしますが、特に固定経費は抑えるべきのトップランナーといえます。我が家では度々登場のキャッチコピー”人生谷あり谷あり、そして谷あり、やっとのことで時々小さい丘に辿り着く”がもはや鉄板ネタ化しています。今回はそんな中でも、私に長年寄り添って支えてくれた営業車ZOOMERくんとお別れの模様をご報告いたします。
低コストならば見た目を重視する
私個人的には少数派な感覚だとおもいます。最近気づいたのですが、その少数というカテゴリーは演出的な感情を含めて、敢えて少ない方を選んでいるなぁと感じています。多分幼少期の環境がそうさせているんだとおもいます。詳細を記載すると暗い話になりそうなので、ポジティブシンキングで現在を伝えることにします。過去を振り返り、現在の自分を受け入れるとします。キャッチコピー的には”お金がないなら、目立つものを身に着け対抗する”というところでしょうか。つまり新品高級ブランドよりも、シンプル定番中古なアイテムを選択し、それらの中でも且つ目立つアイテムを狙い撃つという演出をするわけです。そして、営業車バイクの演出はというと長年支えてくれたZOOMERくんになるのです。
湧いてくる愛着とメンテナンス
演出な選択なわけなので、初めから愛着があるわけではありません。これは、前記の通り過去の選択でも同じであり、使い続けて愛着が湧いてくるのです。洋服などは中古であっても新品であっても、丁寧に扱ってあげれば使用期間にそれほど差がなく使いきれます。しかしながら、機械となるとそうゆうわけにはいきません。廃盤直前の(2012)新品であれば23万円で購入できた商品を17万円で購入し(2006年製)、その後愛着が湧きまくり修理して使用した今までの費用は下記のようになります。
日時 | 修理内容 | 修理金額 |
2012/06 | タイヤパンク | ¥6000 |
2012/07 | プラグ | ¥4500 |
2013/08 | タイヤパンク | ¥3000 |
2013/11 | タイヤ新品交換 | ¥7800 |
2016/02 | エンジンメンテナンス | ¥9500 |
2019/09 | 駆動Vベルト等交換 | ¥10500 |
2020/09 | シリンダー&ピストン交換 | ¥53000 |
2021/01 | 点燈機材ハーネス交換 | ¥20000 |
2021/04 | ウインカースロット全交換 | ¥17000 |
愛着とメンテナンス
しめて13万円越えなり。普通に新車を初めから購入しとけばって自分自身の問いかけてみるものの、やはり見た目重視後に愛着ではこの展開はしょうがないと言い聞かせています。因みにライトやプラグDIY、ヒューズといった自分で交換できる修繕や、同じ個所の業者依頼修理については記載外となっています。
職人気質のメカニックに助けてもらう
2016前後から羽島市外へと営業活動を広げるにつれ(谷あり谷ありでは食べていけないので営業活動を広げるため)、故障個所が増える傾向が現れてきました。自宅から一番遠い場所で片道30㎞ぐらいになります。2013年へたったタイヤの交換を依頼したバイク屋さんのサービスに心が打たれ、それ以来故障をしたらすぐに助けていただいていいました。自宅近郊にある、SportsBikeShop HRSさんがその存在となります。なにせ、トランポ引き取り&代車無料。ファーストコンタクトであるタイヤ交換時点の工賃請求は1800円。そして、オーナーの平野さんは口数の少ない職人気質。当然ファンになるに決まってます。補足ですが、我がZOOMERくん当時の原付バイクでは殆ど汎用性のない独自の大きさのタイヤを履いており、レゲエエディションという名前で呼ばれていて、汎用性のある軽自動車のタイヤよりかなり高い値段で売られていました。2013時点でいえば、1本送料込みで6000円ぐらいになります。タイヤの付け替え、廃棄、取り付けが(所謂儲け)が1800円ということになります(廃棄料って儲けになるのかなのですが)。主観的な意見となりますが、波長が合うと感じる職人気質の仕事っぷりは、アドバイスを受けたら拒否する要素はないと感じます。
パンクなどの軽微な修理の際は、比較検討として職人気質のオーナーさんに見積もり依頼をして、波長のリンク度合いを確かめてみてはどうでしょうか。
職人でも修理できない現象
21年夏ごろから、アイドリング時のエンジン回転数がかなり不安定になる現象に見舞われました。チョークの調整をしても治らずスタンドを下した状態では、後輪がかなりの高速回転で回ってしまう現象です。そしてその後、運転中にエンストが発生するようになりました。結構な危険度合いを感じ、いつもの通り修理依頼をしたのです。ところが、いつも通りの返答が無く帰ってきた答えは、複合要因があるために再現テストをさせてくれとのことでした。勿論技術的な説明は受けたのですが、素人の私では理解ができません。唯一理解できたのは予想で部品交換しても、原因でなければ同じ症状が発生するとゆう旨です。つまり、原因が分からなければ部品交換を延々と続けるというこです。
そして再現テストでは、アイドリングの不安定さはあるものの、運転中にエンストすることはなかったと判断されました。
redkabagonZOOMERに乗る
以来私に代わり、redkabagonこと嫁がZOOMERくんを乗り継ぎ、私はJeep君で営業に行くスタイルに変更となったわけです。当時redkabagonは、個人事業主を目指す準備をしながらパートタイム社員として近郊に勤めていました。片道3Kmほどの勤め先のため結構な我慢をしてもらい通勤してもらったものです。寒い時期に突入していたので、苦労をかけたとすまない気持ちで一杯になったものです。すぐにでも代替え案を実行できればよかったのですが、我が家の諸事情”人生谷あり谷あり、そして谷あり、やっとのことで時々小さい丘に辿り着く”が長い期間続いたのと、redkabagonが思いのほかZOOMERくんのことを気に入ってくれたので継続してチェンジの状態で過ごしてきました。
昨年から今年にかけてようやく車両を2台持つことになり、そしてZOOMERくんは役目を終え廃車の運びとなりました。車を買い替えた当時のブログは下記の通りとなります。
改めて、”サヨナラZOOMERくん今までよく支えてくれました”といいたいものです。
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