呪術廻戦
以前より周知しておりました第二期を一気観いたしましたので、早速のご報告となります。”劇場版 呪術廻戦 0”では所謂鬱展開が発生しており、予兆はあったものの、ここまでやるかな傾向とおもっています。私個人は、いかにもハッピーエンド内容よりも、現実を突きつけられる展開の方を好みます。従いまして感想はそれぞれあるとおもわれますが、第一期の続きのようなライトな展開を望んでいる方にとっては少し苦痛になるかもしれません。
夏油傑の謎
前回『劇場版 呪術廻戦 0』でもご紹介いたしました、夏油傑の謎について最初の5話の中で解けるシーンが登場します。『乙骨憂太』が主人公にもかかわらず、このような布石を投入していることに、作品の凄さを感じます。(主観によるものなんですが)もし『呪術廻戦 0』が存在しなければ、面倒な過去エピソードを間に挟むことになり、本編の主人公『虎杖悠仁』の存在が押しやられてしまいます。最近の漫画は、小説でいうところの”起承転結”や”序破急”などのセオリーよりも緻密に計算されているようです。考えながら観ることになりますが、個人的には余韻に浸れます。
より理解を深める順番
何度も繰り返しますが、主観によるものです。①本作5話迄②劇場版 呪術廻戦 0③呪術廻戦第一期④本作6話以降という順番が今のところの時系列といえます。ネタバレにはなりますが、『伏黒恵』の家系が登場します。また、『虎杖悠仁』の家系の布石が第一期と第二期を通じて垣間見ることが出来ます。考えながら観るという内容にふさわしいとはおもいますが、感想は人によって違うので何とも言えません。鬱展開が苦手、または簡潔なストーリーが好きという方にとっては継続するかどうかの分かれ目になりそうです。
忘れるべからず両面宿儺
『虎杖悠仁』が”呪物”である『両面宿儺』の指を食べるというコミカルなスタートがもたらした結果、『両面宿儺』が内面に宿るという状態に陥り、東京都立呪術高等専門学校に入学します。私は第一期では、この唐突すぎる展開をスルーしていました。本編第二期では『脹相』が『虎杖悠仁』に対して、今後展開されるであろう布石のキーワードを発します。つまり何故『虎杖悠仁』でなければならないのかを解くワードになります。また現在のところは、『両面宿儺』でなければならない理由は登場していませんが、ネタバレ的には繋がっていく展開となります。
そういった複雑な相関関係を紐解きながら観ていくことになります。そこで前回に引き続き予習を兼ね、いつもおせわになっているAnima”さんのホームページをご紹介いたします。相関関係や術式など細かく紹介されています。是非ともご覧ください。
Anima”さんのホームページを引用しています。