Stay in home with 2024年間ドン・キホーテ

さて、前回まではコロナ禍を経過した後の「GO OUT」という、世間の時勢にまつわるカテゴリーを採用していました。しかし、コロナが5類に変更になったことや、外国人観光客受け入れの規制がほぼコロナ禍以前の水準に戻ったことを踏まえると、いつまでもコロナ禍のイメージが残る表現は考えものだと意識するようになりました。

そこで、今年は「GO OUT」カテゴリーを「ポンコツ夫婦の旅日記」という新たなテーマに変更し、投稿を始めています。変更理由は、コロナ禍というイメージを払拭することと、R60を迎えるにあたり、夫婦仲良く過ごす提案をしたかったからです。

そうなると、「Stay in home」にかかわるカテゴリーも変更したくなるものです。ところが困ったことに、家で過ごす行為は、二人でいつも過ごせるわけではありません。幸いにも、ドン・キホーテさんで購入したスナック類は、「Fire TV Stick」や「Hulu」を鑑賞する際に食べるため、筆者の中では関連した提案ができていると思っています。

そのため、現在カテゴリー変更を検討中です。変更は間違いなくすると思いますが、まずは本年度のランキングを発表していきます。どうぞお楽しみください。

  • ドン・キホーテ年間チャート
    ドン・キホーテ年間チャート2024

ドン・キホーテの公式広報からのリソースを抜粋し、個人的に解釈します。昨年の年間チャートでもこのフレーズを使用していますが、今年は「マジボイス」をご紹介することになります。お店に数回通うと、お馴染みのソング付きの宣伝が流れていますが、それとは少し違い、各コーナーのテレビモニターから流れてくる宣伝のことを指しています。

筆者は、ある程度見る場所が定まっています。特に衣料品は、必ず目を通します。打ち出している旬なテーマの宣伝が、ほぼ毎回モニター越しに流れています。これらの中には、商品開発を通した裏話がコミカルに作成されていることがあります。そして、商品開発に裏付けされているのが、この「マジボイス」なのです。

最近耳に残っている商品では、「足のくさい店員さんが開発した靴下」や「真っ黒クロスケのスエットパンツ」といった、相変わらずユニークなフレーズの商品があります。筆者は現時点では「majica」アプリの登録をしていません。しかしながら会員登録をすると、「マジボイス」の中身が見られる上に、気に入らなかった商品の内容を記入することによって、返金制度が存在しています。

そうして、「マジボイス」に真摯に対応していく過程が「ド情熱」ブランドに随時現れてくるのです。コミカルな宣伝ばかりが目に付きますが、対応能力は並外れた会社であるといえます。

昨年も記載しましたが、本年も贔屓(ひいき)商品が多数ございます。筆者好み、または家族好みのチャート発表となりますので、悪しからずご了承ください。我が家のチャートに異議を唱える読者さんも多数いらっしゃるかと思います。その場合は、独自チャートを作成するなどして、皆さんで愛するドン・キホーテを盛り上げましょう。また、趣向別でいうと、我が家では傾向として、お酒の肴(さかな)になるような商品を好みます。むしろ、どなたかスイーツなどの甘いものシリーズを作っていただきたいものです。

また、コスメや雑貨など食品以外の購入商品については、redkabagonさんがインスタやTikTokにて「噂の〇〇」というカテゴリーで使用感を投稿しております。ぜひ覗いてみてください。

ドン・キホーテ年間チャート
ドン・キホーテ年間チャート2024

さて、2023年の年間チャートでは上位に登場していないだけでなく、2024年のランク予想にすら登場していなかった本商品が、初登場で第1位となりました。スライドショーを見てもらうとよく分かりますが、本商品の登場回数はかなりの多さになっています。

筆者の定点店舗である「穂積店」と「加納店」では在庫内容が若干違っており(この内容は昨年度のドン・キホーテのブログ内で解説しておりますので、今年は割愛いたします)、加納店ではお目にかかれないことがよくあります。

ドン・キホーテへの愛情は不変であるため、加納にない場合は、穂積に本商品のみを当日に購入しに行きました。どうか加納店のバイヤーさんがご覧の際は、本商品の発注の扱いを「メインアイテム」に変更していただきますよう、心からお願い申し上げます。

本商品の良さを表現すると、ジャイアントコーンの胡椒(こしょう)の味付けをまず第一に挙げます。次に、クルミとカシューナッツの味がそれほど濃くない点を挙げます。この二つがミックスされると、超極上な、これこそ漢のミックスナッツの出来上がりとなるのです(主観ながら)。

若干気に入らない点があるとすれば、筆者が大好きなネーミングがされていないことです。ドン・キホーテに筆者が求めるのは、内容は勿論、プラスアルファの演出(超くだらないが愛してやまないネーミング)であります。変に優等生にはなってほしくないと切に願います。

ドン・キホーテ年間チャート
ドン・キホーテ年間チャート2024

昨年と同様に本商品が安定の第2位を保っています。筆者の推測の域を出ませんが、商品によっては追われる立場になることもあろうかと思います。本商品および他の商品についても、その流れはあるように思います。

ここで小ネタです。煎餅の歴史の中に、「ぬれせんべい」というジャンルが既に1960年代に登場しています。その時代は、製造過程で失敗してしまった規格外商品だったそうです。無料配布を行ったところ、意外に受けが良く商品化した経緯があるそうです。まだ、醤油味の域を出てはいなかったようです。

次に、カレー煎餅へとその工程が受け継がれて「カレーぬれせんべい」というジャンルが登場したといわれています。煎餅屋仙七さんの「半熟カレーせん」が有名どころとなります。ただしカレー煎餅といえば、亀田製菓さんが代表選手のように、通常の煎餅のカレースパイスがコンビニなどどこの店舗でも購入でき、世間的なイメージとして確立されているように思います。

さて、冒頭のドンキ愛に基づく推測では、カレー染み込み煎餅のPB商品投入以降、コンビニを中心に「カレーぬれせんべい」が登場しています。特に旧ユニーさんグループ同士であるサークルK(現在のファミリーマート)で積極的に売られているのは、何かの因果関係があっても不思議ではなさそうです。

ドン・キホーテ年間チャート
ドン・キホーテ年間チャート2024

第3位は、昨年の年間チャートで首位であった「最後まで美味しい紅生姜せん」が陥落した結果となりました。本商品こそ追われる立場の本命であり、特にシリーズのなかでもこの紅生姜は、本命を追随するアイテムとなっており、いたるコンビニやスーパーマーケットのPB商品群に投入されています。

本商品はシリーズとして他のアイテムも登場しています。「ごまにんにく」「しそ」「からし」「えび」が該当しています。最近のWEBチラシによると、本商品と「ごまにんにく」のラインナップしか残っていません。つまり、二つの商品以外は支持されていないことになります。状況が違うとはいえ、開発に関わる立場を理解することは少しできますので、苦労が絶えないのだろうと思います。ぜひとも、他者の追随を振り切る仕掛けの企画を願っています。

「ごまにんにく」に関していうと、そもそもふりかけタイプの万能調味料として開発されている経緯があり、味変シリーズも生産しているヒットアイテムなので、企画自体が盤石な位置にいると思います。個人的には煎餅にすると、パンチが効いていない気がします。行く末は、「マジボイス」に投稿してみようと考えています。

ドン・キホーテ年間チャート
ドン・キホーテ年間チャート2024

画像左端のひまわり油のトリュフ味のポテトチップをご紹介いたします。といっても定番ラインナップには登場していないので、今後も購入可能なのかどうかは不明です。筆者にとっては再販への念願を込めた商品です。

本商品の特徴は、一言でいうと胡椒とトリュフ味のパウダーのミックスの味わいといえます。また、ひまわり油を使用しているため、ガチ食いした後も油っぽさを感じません。他に例えようのない味わいで、一発で虜になってしまいました。

しかしながらドン・キホーテさんだけにかかわらず、チップス関連商品のジャガイモ価格高騰は、サプライヤーにとってもろに影響を受けているようです。例えばコストコさんでも、定番ラインナップのポテトは常に供給されているわけではありません。ここ数年のドン・キホーテさんの「ド情熱」ブランドのポテトチップスは変動が激しく感じます。

定番化で残っているシリーズといえば、プリングルズのパッケージに似せた(多分OEMなのだろう)ものしかありません。袋物のチップスはリピートができない状況が多く、今年に関してはチップスに対するモチベーションがすごく下がっている状態です。状況を把握しているので、高望みをする方が酷なのだろうとは思いますが、なんとかファンを喜ばせ続けてほしいものです。

2023年間ドンキ購入アイテム

画像をご覧になって、不思議に思われた方もいらっしゃるかと思います。番外編はおなじ食品でもお菓子ではなく、調味料をご紹介いたします。筆者の生活圏で購入可能な店舗は、ドン・キホーテ加納店でしか見当たりません。以前は三心さんでも購入できましたが、閉店と併設により見かけなくなりました。

本商品は、筆者がギャラリー&カフェを運営していた頃に、仲の良くなったお客様から紹介してもらってからのお付き合いとなります。一言でいうと、濃い塩味とコクのある旨みが特徴といえます。また、赤味噌のような甘さはなく、初めて食べた人にとってはしょっぱい印象を持たれるかもしれません。

お勧めは豚汁です。大量の野菜を入れ、一味を掛けるとおかずに変身します。また、美濃地方には「ケイちゃん」と呼ばれる鶏肉料理があり、郡上味噌との掛け合わせは最高の一言です。我が家は西濃に位置しています。若干、美濃とは関市あたりを境にして、多少の食文化の違いがあるように思われます。ドン・キホーテさんには頑張って売り続けてほしいものです。

こうして、ドン・キホーテの「Stay in home」に関する年間チャートと考察をお届けしました。自宅で過ごす時間も大切にしたい「ポンコツ夫婦の旅日記」の新たな展開にご期待ください。

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