サービス管理責任者基礎研修を修得する

一昨年のブログでご紹介いたしました介護職員初任者研修を修得後のお話となります。最短コースでは、初任者研修修得且つOJT(オン ザ ジョブ トレーニング)の支援従事機関を経て、サービス管理責任者基礎研修を受講することが出来ます。

内容が一般的ではないので、詳細をご説明いたします。サービス管理責任者を修得するためには様々なコースがあり、例えば看護師といった国家資格であれば、支援従事期間が3年で即座に受講できます。

私の場合は二通りの修得パターンがあります。一つ目は、無資格のまま支援従事期間8年(最低実労働の時間の定めがあります)を経て、サービス管理責任者を修得するパターン。二つ目は、冒頭の通りの認定資格を修得した者が、支援従事期間5年(最低実労働の時間の定めがあります)を経て、サービス管理責任者を修得するパターンとなります。

本ブログを読んでも初めて支援業務を志す方にとっては意味が分からない事が多いとおもわれます。更に詳細をリンクしておきますので詳しく掘り下げてみたいと思われましたら参照をお勧めいたします。私が受講したのは岐阜県なので岐阜県での場合のご説明ではありますが、内容自体は他県と大差はないとおもいます。

実は、介護職員初任者研修の二年後にしかサービス管理責任者基礎研修ができなかった状況には、複雑な理由があります。一番大きい理由としては、コロナ渦を過ぎて研修希望者が一気に増えたこと、次に支援事業の社会的背景があげられます。

更に私個人としては、事業所の必然性がなく個人が希望した研修希望となっていたので、昨年は抽選から漏れてしまい、今年の受講となった次第です。後ほど詳細は述べますが、昨年は抽選ら漏れた時は、コロナ渦の後だったからと説明を受けたのです。

実際に受講してみて得た知識として、支援事業所の開設数は数年間で三倍の量になっています。その背景には人権に対する世界的な進展があります。日本もそれに同調する方向で法律が改正された結果が、三倍の支援事業の設立数に結び付くのです。

分かり易くそして大まかに説明いたします。ハンディキャップのある方に対して、旧の仕組みが”措置”という考え方です。そして、新の仕組みとしては”サービス”という考え方になったのです。

新しく変わった(数年毎に改正あり)法律の理念は、ハンディキャップを背負った人であっても、本人が望む生活をできうる限り支援するという状況に生まれ変わりました。支援サービスを提供するという概念です。

人権を念頭においた福祉事業の歴史は浅いといえます。二十年ほどの歴史の中で教育現場、介護そして就労という経過を辿っています。私が修得したサービス管理責任者という就労支援の現場は、改革が最近になって本格化してきた事業といえます。

前項の支援事業所の開設数は数年間で三倍の量になっているというのは、最近改革が始まった時期と一致しているからだとおもわれます。現代のストレス社会においては、今後も支援事業は増加の一途を辿ると予測されています。

岐阜県庁主宰の直下型講習であり、介護職員初任者研修の業務委託事業とはことなり、講義内容は統一されています。もちろん介護職員初任者研修においても、講義時間の定めや確認を含めた筆記と実技テストは存在しています。委託の範疇での内容の変化はあると聞きます。

対して、サービス管理責任者などの支援事業の資格修得にかかわる講習は、随意契約による一社が講義を開催しており、講義内容は一つの方法しかありません。

私の場合は、おそらく岐阜県西濃地方組に選別され、大垣市情報工房スイングホールを演習の場としたパターンの研修スケジュール一択での講義となります。代替えスケジュールや急用の欠席ができない状況下の受講であったため、少しドキドキしながら参加したのが実態です。

オンラインでの講義が4日間、実践研修が2日間の合計6日間の講義時間が必要となります。多分これくらいの内容なら大丈夫であろう講習内容をサラッとご紹介いたします。(岐阜県庁から苦情があった場合即座に削除いたします)

講義1相談支援の目的
講義2相談支援の基本視点
講義3相談支援に必要な技術
講義4総合支援法等にサービス提供プロセス
講義5総合支援法等における相談支援の基本
講義6ケアマネジメントの手法とプロセス
講義7ライフステージに応じた相談支援
講義8相談支援における家族支援
講義9地域資源の活用への視点
講義10サービス提供の基本的な考え方
講義11サービス提供のプロセス
講義12サービス等利用計画と個別支援計画の関係
講義13-1サービス提供における利用者主体のアセスメントⅠ
講義13-2サービス提供における利用者主体のアセスメントⅡ
講義過程の概要

介護職員初任者研修と同じく、サービス管理責任者の受講内容についての詳細は著作権により公表できませんが、違反にならない程度に大まかに説明いたします。といっても基礎研修という名の通り、殆どの場面で歴史的な背景と理念が登場してきます。それぞれを違った角度から解説する講義が続きます。

後半戦にようやくモニタリングシートの内容が登場しますが、それすら理念を長く説明されます。オンラインの講義が終了する頃よくやく気づいたのですが、基礎研修においてはモニタリングシートが何かを理解できることを求められると感じました。

修了書
サービス管理責任者基礎研修

そしていつものオチのコーナーなのですが、結構衝撃的な事実が登場いたします。既にお分かりの方も存在するとおもわれますが、基礎研修と対比して実践研修という講義が存在します。

サービス管理責任者と名乗るには、この実践研修を修了しなければなりません。私の今現在の立場は、分かりやすく説明すると”補佐””補助”という位置付けになります。勿論サービス管理責任者業務に携わることは可能ですが、本サービス管理責任者の同行のもとの業務となります。

そして、私はあと2年間のOJTが必要となり、その後実践研修が受講できるというとんでもなく長い道のりを辿ることになります。

補足説明を含めて下記『就労支援ファンタジスタの事業完全ガイドTV』さんYouTubeに詳しく優しく面白く解説されています。ご参照ください

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